鹿島(社長:中村満義)は、植物工場などのアグリ分野において、事業計画の立案支援から施設計画・設計・施工をトータルにサポートするエンジニアリングサービスを積極的に展開します。
近年、民間企業のアグリビジネスへの参入に伴い、施設の大規模化・高機能化が進み、大規模な施設建設を取りまとめられるプロジェクトマネジメント力と栽培システムや室内環境制御、建築、エネルギー、環境配慮などの様々な機能をトータルにエンジニアリングできる企業が求められています。
当社では、こうした状況を新しいビジネスチャンスと捉え、エンジニアリング本部にアグリ・バイオグループを設置し、アグリ分野において事業計画の立案支援から施設計画・設計・施工をトータルにサポートするエンジニアリングサービスの提案を進めてきました。
このたび、その第一弾として、福島県いわき市で進めていたカゴメ株式会社(社長:喜岡浩二)の大規模トマト温室栽培施設「いわき小名浜菜園」が完成し、本格的な出荷が開始されました。本プロジェクトでは、事業計画段階から、資材・システムの輸入、施工、稼動・引渡しまでプロジェクト全般を一括で請負、温室栽培施設に関するソフト・ハードの幅広いエンジニアリング力を蓄積しました。
(別紙1参照) PDFファイル 66KB
今後、当社では、本プロジェクトでの経験を活かして、食品メーカや外食チェーン等のアグリビジネスへの参入に伴いニーズが高まる様々な農産物の植物工場の受注強化を図る方針です。