[2006/10/26] |
|
|
鹿島(社長:中村満義)は、マレーシア国マラッカ市にて、廃棄物最終処分場から発生する処分場ガス(LFG: Landfill Gas)を回収・発電するCDM(クリーン開発メカニズム)事業の実施を目指しており、このたび、本事業が、国連CDM理事会よりCDM事業として承認(承認日:2006年9月29日)されました。
これにより、当社がマレーシア国においてCDM事業を実施し、得られた温暖化ガス削減量を所有・売却することが可能となります。 本事業による温室効果ガス削減量は、京都議定書に定める第一約束期間(2008年〜2012年)の終了時までで約38万トン(二酸化炭素換算)を予定しています。発電施設の容量は1MWで、地域の電力系統へ販売する予定です。
LFG回収・発電事業においては、廃棄物最終処分場から発生・回収できるLFG量をできるだけ正確に把握することが大変重要です。当社は、これまで事業調査の段階から、処分場でのボーリング、ゴミの分析、LFGの成分や噴出量計測などの技術的調査を行い、技術的ノウハウを蓄積してきました。さらに、本年3月より事業領域の 現在、CDM事業化の最終段階として、事業実施体制についての検討が進んでいます。具体的には、当社と当該廃棄物最終処分場のオペレーションを行っているSouthern Waste Management Sdn. Bhd.(SWM)が共同で、特別目的会社(SPC)を設立する予定で、2006年11月の設立に向けての準備作業を進めています。 当社では、SPC設立後、直ちに施設建設のための許認可取得・売電交渉・設計施工・施設の試運転を経て、来年から事業を開始する計画です。
|
プレスリリースに記載された内容(価格、仕様、サービス内容等)は、発表日現在のものです。 その後予告なしに変更されることがありますので、あらかじめご了承ください。 |