鹿島(社長:中村満義)は、このたび「鹿島環境社会報告書2006年版」を発刊しました。1996年以来10年間、「環境報告書」として地球温暖化防止や廃棄物対策等、鹿島の環境分野の取組みを主体にとりまとめてきましたが、今年度からは、地域や社会貢献活動はもとより、コーポレートガバナンス、リスク管理、品質・安全衛生管理、人事制度等についても掲載し、CSR報告書の要素を盛り込んだ形で「環境社会報告書」と改題しました。
環境分野では、先進的なゼロエミッション活動の事例、昨年大きな社会問題となったアスベストについての対応及びヒートアイランド現象対策として独自の設計手法をトピックとして紹介するとともに、全社的な環境保全活動に係る4つの重点課題(地球温暖化の防止、資源の循環・有効利用、有害物質の管理、生態系保全)について2005年度の取組みを報告しています。
また、社会貢献の分野では、長年活動を続けている鹿島育英会、鹿島学術振興財団、鹿島美術財団、渥美国際交流奨学財団、KAJIMA彫刻コンクール等の学術・文化支援活動についてもご紹介しました。
今年度スタートした当社グループの中期経営計画(2006〜2008年度)においては、「顧客志向の徹底」と「企業倫理の実践」を基本方針として掲げています。鹿島では今後とも、社会に必要とされお客様から信頼される企業のみが存続していけるという信念のもとに、引き続き企業の社会的責任について誠実に取り組んでまいります。
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