ONE DAY SCHEDULE

  • 7:30

    出社
    夜勤からの引継ぎの書類をチェックし、工事の進捗状況を確認。
  • 8:00

    安全朝礼・施工管理
    朝礼に参加し、作業員への安全指示をした後、現場で工事記録写真の撮影と基本測量(墨出し)を行う。
  • 13:00

    作業間連絡調整会議
    明日の作業内容の確認と、安全面の
    注意事項の周知、今後の作業の流れ
    に関する事前検討を行う。
  • 13:30

    施工管理
    現場を巡回し、予定通り工事が進んで
    いることを確認。引き続き、工事記録写真の撮影と測量を行う。
  • 19:00

    退社
    現場作業完了を確認し事務所内で工事記録社員の整理、翌日の測量計画の準備を進める。担当の工事計画と工程表の作成等を終え、帰宅。

01

仕事内容

鉄道を地下化し、交通渋滞を解消する工事を担当。完成を待ち望む地元の方々の期待を実感する毎日。

私は今、川崎市の鉄道地下化工事を担当しています。完成時には鉄道が地下化されて踏切がなくなることから、交通渋滞の緩和や踏切事故の解消につながり、地元の方々が1日も早い完成を待ち望んでいる工事です。私がこの現場に赴任したのは今から3年前。新入社員の頃から担当していた現場を離れ、意気揚々と赴任した2つ目の現場でしたが、今回の現場は勝手が全く違い、戸惑うことが多くありました。鉄道工事なので夜間作業もありますし、また、都市部での工事ということもあって作業スペースの確保も一苦労。近接した場所に民家も多く、騒音や安全に対する配慮は最優先事項です。新入社員の時のように一から仕事を覚えることからはじめ、ようやく今、一人の工事係としてフル回転できていると実感するようになりました。

自分の引いた「墨」を基点に、少しずつ「もの」ができていく。日々の小さな達成感の積み重ねが、大きな達成感に。

施工管理業務の中で最も大切な作業の一つに、「墨出し」というものがあります。これは、設計図にしたがって、構造物の基準となるラインを地面や壁面に描き加えていくという測量作業の一つです。職人たちは、私が測量して出した「墨」が正確であると信じて作業を進めていくわけですから、責任重大です。でも、その「墨」が基となって、大きな構造物が出来上がっていくわけですから大きなやりがいだと思います。現在はようやく「均(なら)しコン」といわれる基礎のコンクリート打設が終わったところ。準備段階に長い日数を要したため、「ようやくここまで来たか」という感慨があります。私が担当している日々の小さな仕事を着実に積み重ねることで、近い将来、構造物が目の前に現れる。その時に味わえる達成感が、今から楽しみでなりません。

02

入社の動機

父がつくったダムに憧れて、同じ施工管理の仕事を選んだ私。鹿島への入社を、父はとても喜んでくれた。

すでに現場は離れていますが、私の父も、ゼネコンで施工管理の仕事をしていました。子供の頃から、父が携わったダムなどの構造物を見る機会が多く、土木に憧れを抱くように。「この手で、大きなものづくりをしたい」という強い想いで、就職活動はゼネコン一本。鹿島を選んだのは、業界トップの会社で働きたかったから。父の会社とは違いましたが、鹿島に就職が決まったことを伝えたとき、父はとても嬉しそうでした。

03

今後の目標

現場の仲間と、地元の方々と。
工事の完成を喜ぶことができる日を楽しみに、一日一日、前に進んでいきたい。

将来の目標をよく聞かれますが、正直なところ、まだわかりません。現在は、先輩に頼りながら作業を進めている状態なので、早く自分ひとりで業務を完結できるようになる、というのが当面の目標。少し先の目標としては、この工事が完成するまで携わり、現場の仲間や地元の皆さんと、その喜びを味わいたいということです。目の前の目標をクリアしていった先に、大きな目標が見えてくるのではないかと思っています。

04

休日の過ごし方

平日にできない家事をまとめて片付けて心置きなく次の日からの仕事に臨む。

現在一人暮らしですが、平日は帰宅が遅かったり疲れていたりで、家のことは二の次になってしまいがち。ですから休日は、家事を一気に片付けます。家が片付くと、すっきりした気分になれるものですよね。あとは、映画を観に行ったり、自宅の近所を目的もなく散歩したり。休日は、私にとっての「リセット」の時間。次の日からはまた新しい気持ちでがんばれます。

05

鹿島の社風

「建設業界は過酷」と、勝手にマイナスイメージを持っていた。でも現場はいつも整然、上司も先輩もいきいきと仕事をしていた。

実は、土木の現場は3Kだと覚悟していました(笑)。でも、事務所は普通のオフィスとあまり変わらず、現場内はいつも整頓されています。女子トイレや更衣室などの設備は期待していなかったのですが、きちんと整備されていたという良い意味でギャップは多かったです。勤務時間に関しては、確かにハードな面もありますが、すべての時間が自分のためになっているのですから…。工事の進捗を見ながら自分の業務を計画的に調整することで、定時退社や、年休取得をしてプライベートも楽しんでいます。

市川智子

学生へのメッセージ

現場での施工管理業務は、多くの人たちとのチームワークで社会貢献を成す、やりがいのある仕事です。女性に不向きな仕事だと思われがちですが、体力勝負ではありません。「大きなものづくりをしたい」「人々の生活に貢献したい」という気持ちがあれば、性別は関係ありません。ぜひ飛び込んできてください。

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※原稿は取材当時のものです。