阿賀のかけはし（あがのかけはし）

工事概要

日本海沿岸東北自動車道の一環として、新潟市の東を流れる阿賀野川を渡る橋長951mの12径間連続PC箱桁橋です。プレキャストセグメント橋はセグメント形状が類似している等断面構造への採用が一般的です。しかしながら本橋では設計面・施工面で工夫を加え、プレキャストセグメント工法の利点であるコンクリートの品質向上や急速施工性を損なうことなく、比較的長径間の変断面PC橋への適用を実現しました。セグメント製作方法はロングラインマッチキャスト方式とし、変断面構造への対応および高さ管理を容易にしています。

工事諸元

形式：12径間連続PC箱桁橋、
橋長：951m、最大支間長：83.5m