国見大橋

国見大橋(くにみおおはし)

平成15年度 PC技術協会賞(作品部門)

竣工年:2003年
場所:宮崎県
発注者:宮崎県

工事概要

宮崎県西杵郡の農道整備事業の一環として、県道土生~高千穂線板屋地区と国道325号線上野地区を結ぶ広域農道の、1級河川五ヶ瀬川を横断する橋梁です。架橋地点は、高千穂地区の特徴である深く急峻な谷が形成されており水面から橋面まで最大90mの高さがあることや周辺の自然環境・景観に配慮し、上路式アーチ橋形式により建設されました。アーチリブの架設工法には合成アーチ巻立て工法を採用しており、本工法で架設するアーチ橋としては我が国最長のアーチスパンを有し、過去の施工実績(最大アーチスパン125m)と比較すると、約1.5倍のスパン長大化を図った橋梁です。

工事諸元

形式:上路式アーチ橋、
橋長:320m、支間:181m

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