御前山ダム
（ごぜんやまだむ）

工事概要

御前山ダムは、茨城県常陸大宮市の那珂川水系・相川に建設された農業用灌漑ダムで、県北部の水戸市を含め5,500haあまりの農地に農業用水を供給するダムです。もともと降雨量が少なく、恒常的な水不足に悩まされた地域でしたが、この御前山ダムの完成により、農業用水の確保と安定供給が図られ、農業経営の効率化と安定化に貢献しました。
御前山ダムは堤高52m、堤体積93万m³の中央遮水ゾーン型ロックフィルダムで、茨城県水戸周辺では初のロックフィルダムです。総貯水量は720万m³に及びます。

工事諸元

中央遮水ゾーン型ロックフィルダム
堤高52.0m、堤頂長298.0m、堤体積93.5万m³