東京メトロ　赤坂見附駅出入口新設

工事概要

赤坂見附駅は銀座線と丸ノ内線の2路線が乗り入れ、1日の乗降客数が10万人を超える東京地下鉄の主要駅のひとつです。本工事では駅の火災対策として1箇所しかない出入口の反対側に新設出入口を設置し、排煙設備を増設しました。また、バリアフリー化としてエレベータなどの増設を行いました。赤坂見附駅は都道外堀通りの地下浅い場所に位置し、多くの地下埋設物に近接していることから、新設出入口は2線2層構造の既設地下鉄躯体の下に築造する必要がありました。このため、外堀通り全幅に覆工板を架けて開削工法で立坑をつくり、アンダーピニング工法により既設地下鉄躯体を延長26mにわたり仮受し、新設出入口を築造しました。あわせてホーム・コンコースの内装改修工事を行いました。

工事諸元

掘削工：11,271m²、鉄筋コンクリート工3,439m²　ほか