石巻ブロック　災害廃棄物処理

工事概要

東日本大震災で発生した津波により、東北の沿岸部を中心に大きな被害が発生し、大量の災害廃棄物が発生しました。宮城県石巻ブロックでは、県内最大の約300万tの災害廃棄物を3年間で処理を行いました。石巻港に隣接する雲雀野埠頭の広大な敷地に、災害廃棄物の選別、焼却、処理、資源化する施設を建設し、処理後、施設の解体までを行う事業でした。東京ドーム約15個分にも及ぶ敷地で、破砕選別、土壌浄化、土質改質、場内焼却、可燃物広域処理などが行われ、約85％のリサイクル率を達成。地域の早期復興に大きく貢献しました。

工事諸元

石巻市、東松島市、女川町の災害廃棄物処理、
災害廃棄物232万t、津波堆積物71万t、合計303万t