京極発電所上部調整池

京極発電所上部調整池(きょうごくはつでんしょじょうぶちょうせいち)

平成26年度 土木学会賞 技術賞(Ⅱグループ)

竣工年:2014年
場所:北海道
発注者:北海道電力

工事概要

京極発電所は、標高850~910mの台地に建設されています。高さ22.6mの上部調整池と、尻別川水系ペーペナイ川と美比内(びひない)川の合流部に建設される高さ54.0mの下部調整池及び地下空洞に構築される有効落差369m、最大60万kWの地下発電所で構成される、北海道初の純揚水式発電所です。余剰電力を利用して、下部調整池の水を上部調整池に上げ、電力消費ピーク時に発電し供給します。大出力を容易に得られるので、ピーク時用電源として優れています。このうち上部調整池は調整池内面をアスファルトで覆う表面アスファルト遮水壁により建設されています。

工事諸元

堤高22.6m、堤頂長1,140.9m、堤体積154万m3

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