K-BECS®(ミミズコンポスト)

オンサイト完結型の食品廃棄物堆肥化システム

近年、食品廃棄物の堆肥化、飼料化などによるリサイクル事例が増えており、できた堆肥や飼料を使用した生産物を発生元で再び消費する「リサイクルループ」を実現する事例が注目されています。
一方、一般的な堆肥化・飼料化は処理時間や臭気、スペース等に工夫が求められます。また、焼却量や最終処分量を減らすことができても、収集・運搬、処理、生産物利用の段階で多くのエネルギーを消費してしまうことが課題です。
K-BECS®(Building Earthworm Compost System)はミミズの有機物分解能力を活用するシステムなので、撹拌や加熱といった手間・エネルギーが掛からず、臭気の発生を抑え、スペースをとらずに設置できます。そのため、発生する食品廃棄物をその場で短期間に、コストをかけずに堆肥化することが可能です。

K-BECS(ミミズコンポスト)

また、同じ敷地内の外構や農園などに堆肥を施用することで、堆肥運搬によるCO2排出量を抑制でき、さらに堆肥を使って生産した農産物をその場で消費することで、オンサイト完結型(地産地消)のリサイクルループを実現できます。

キーワード

ミミズコンポスト、堆肥化、コスト削減、廃棄物削減、臭気対策、省スペース、低炭素、
食品リサイクル、資源循環
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K-BECS®を用いた施設運営提案

土を肥やすミミズの働きで、付加価値を生み出す!

1店舗規模からリサイクルループを実現

一般的な堆肥化システムの導入にはある程度まとまった量の有機性廃棄物、そして、一定規模の初期投資が必要となります。また、投入する有機性廃棄物の種類が店舗ごとに異なる点も課題になります。
K-BECS®は初期投資が少ない小規模な堆肥化システムなので、飲食店1店舗分の廃棄物を対象に始めることが可能です。

施設の付加価値向上

K-BECS®は、屋上農園やK-Cowork緑化®と組み合わせることでリサイクルループを完結し、施設運用時の環境負荷を限りなくゼロに近づけるための中心的な役割を担います。
堆肥化の過程で電力を必要としないため、設備工事が不要であり、屋上や地下室に設置するスペースが確保できればすぐに堆肥化処理を始めることができます。
発生場所(オンサイト)で処理し、食品リサイクルのプロセスを容易に把握できるため、トレーサビリティーを確保できる安全・安心な堆肥化システムです。

K-BECSに生ごみを投入している様子

K-BECS®に生ごみを投入している様子

K-BECSでできた堆肥

K-BECS®でできた堆肥

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