K-Cowork緑化®

様々なステークホルダーをつなぐ持続可能な緑化

緑化は、単独の事業者や組織で実施することが多く、設置後も継続的にかかる維持管理コストが負担になりがちです。
K-Cowork緑化®は複数の事業者や組織が協働して取り組むこと、そこで収穫できたものを使って付加価値の高い商品を製造・販売することによって維持管理にかかるコストを低減します。
また、複数の事業者や組織の関わりの中で創り出された商品を販売することで、購入者を含む幅広い層が緑化活動に関わることができ、地域の様々なステークホルダーをつなぐ効果もあります。

K-Cowork緑化

ポットによる設置事例

ホップ毬花

地ビール

K-Cowork緑化®に用いる代表的なものは蔓性植物である「ホップ」です。
近年、小規模醸造所が増え、比較的容易に地ビールを作ることができます。
醸造所との連携により、地域の様々なステークホルダー(事業者や組織)によって育てられたホップから毬花を収穫し、その毬花を香りづけに使った地ビールを製造・販売します。そして、売上の一部を翌年の栽培キットの準備や維持管理に回すことで、コストを削減し、持続的に実施できる緑化となります。
また、K-Cowork緑化®は、ブドウやサツマイモなどの植物でも実施できます。

キーワード

アドプト緑化、Cowork、温熱環境改善、地ビール、C.S.Ale、ホップ、地域活性化、
エリアマネジメント、コスト削減
改ページ

K-Cowork緑化®における付加価値向上

COWORK(協働)するから生まれるブランド、ネットワーク

エリアマネジメントへの展開

地域の様々なステークホルダーが協働して取り組む緑化なので、再開発プロジェクト等におけるエリアマネジメントへの波及効果も期待できます。地域で緑化に取り組んだ結果として商品ができ、地域の交流促進やブランディングにもつながります。

ビルの付加価値向上

特殊な植栽基盤や設備を必要としないため、既設ビルにおいても屋上や壁面を使った緑化が可能であり、景観の向上を図ることができます。また、蔓性植物は夏場の日差しを遮る緑のカーテンとしても機能します。放射温度計やサーモカメラなどを使って、温熱環境改善効果を測定することもできます。

緑のカーテンによる温熱環境改善効果を測定

緑のカーテンによる温熱環境改善効果を測定

ホップの蔓で作ったリース

ホップの蔓で作ったリース

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