生き物除草®(生き物を利用した緑地管理)

ヤギ、ヒツジ、ウコッケイによる除草でトリプルゼロを実現します

鹿島では2010年よりヤギ、ヒツジ、ウコッケイによる緑地管理(除草)に取り組んでいます。これはトリプルゼロ(騒音ゼロ、CO2ゼロ、廃棄物ゼロ)を目指した環境にやさしい除草手法です。除草を行う際には緑地の植生がどのように変化していくかをモニタリングし、種類だけでなく性別や年齢による除草効果の違い、季節変化、行動エリアの制限手法などをデータとして蓄積し、技術適用に有効活用しています。計画地近くの飼育場からヤギなどを運搬し、メガソーラーフィールドや工場敷地内、学校校庭、屋上緑化などへの導入を進めています。また、生き物除草に関する環境プログラムを実施し、緑地を利用する様々な関係者とのコミュニケーションを促進しています。

生き物除草(生き物を利用した緑地管理)

ヤギはヨシやセイタカアワダチソウなどの背丈が高い植物をはじめ、カラスノエンドウ、ドクダミ、ヤブカラシ、ヒメジョオンやスギナなど、毒となる植物以外は概ね何でも食べます。ウコッケイはヤギの食べ残した臭いの強い植物を除草します。また、ヒツジは狭い隙間で育った雑草やフェンスに絡んだつる性植物なども綺麗に食べてくれるので、草刈機による除草が困難な場所や設備回りなどに適しています。

キーワード

ヤギ除草、ヒツジ除草、ウコッケイ除草、庭鳥、緑地管理、トリプルゼロ、CO2削減、
騒音削減、廃棄物削減、ふれあい、コミュニケーション活動、癒やし、ヤギマイレージ
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生き物を活かした環境コミュニケーションプログラム

生き物とのふれあいを通じて環境や人へのメリットを学習します

ヤギフェス(ヤギ、ヒツジ)

ヤギ・ヒツジ除草を実施する目的(トリプルゼロ)や、ヤギやヒツジの生態などを知ってもらうことで、生き物で除草するメリットや生き物に対する理解を深めることができます。

ネイチャーゲーム(緑地)

緑化空間に存在する多種多様な植物の個々の特徴を活用し、ゲーム感覚でその植物や周辺の自然環境を観察・把握することで、自然に対する親しみや、豊かな感性を育てることができます。

ヤギとのふれあいによって関心を深める

ヤギとのふれあいによって関心を深める

ゲームを通して植物や自然環境について学ぶ

ゲームを通して植物や自然環境について学ぶ

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