石倉カゴ(生物生息場形成用)

「蛇カゴ」と「石倉漁法」を合体させた
生き物の棲み家づくりです

カゴに石を詰めた伝統工法の「蛇カゴ」と、ウナギなどを漁獲するために石を積んで行う「石倉漁法」を合体させた「石倉カゴ」を設置し、水域の生き物の棲み家づくりを行います。石倉カゴは水域の生き物にとって隠れ場所となり、ウナギなどの食物連鎖の上位生物の餌料になる生き物に棲み家を提供し、かつ、水鳥などから守ることで食害防止に役立ちます。

石倉カゴ(生物生息場形成用)

石倉カゴの最適な設置場所は事前モニタリングにより調査検証します。使用するカゴのネットは軽量で劣化せず、30年以上の耐久性がありますが、組立設置は簡単で住民参加のワークショップなどでも実施可能です。石倉カゴの外囲にはモジ網が設置されており、生き物を捕獲することが出来るため護岸調査用の漁具にもなります。

キーワード

石倉カゴ、蛇カゴ、石倉漁法、ウナギ、水域生物生息場創出、生態系、生物多様性、長寿命蛇カゴ

調査時に捕獲されたウナギ

調査時に捕獲されたウナギ

ウナギの捕獲個体調査

ウナギの捕獲個体調査

グリーンインフラのインデックスへ