石巻赤十字病院

災害医療を極めた病院の機能拡張

2006年に鹿島JV施工により完成した石巻赤十字病院本棟は、東日本大震災での震度6強の揺れに耐え、免震構造の効果を実証した。2015年に救命救急センター、救急病棟、ICUなどを備えた72床をもつ免震構造の北棟や災害医療研修センターを新設し、医療機能の高度化を進めている。石巻市が同敷地内に建設した石巻市夜間急患センターとともに、地域における救命救急医療の拠点整備の範としての役割も期待されている。