群馬病院

治療空間としての建築

461床を有する精神科病院の居ながら建替プロジェクト。精神科急性期、ストレスケア対応の病棟、認知症治療病棟に転換可能な精神療養病棟を持つ。安心・安全な空間作りに向けユニバーサルデザインの全面的な展開を図っているが、特に高齢化に伴う認知機能低下に対して、最新の知見を採り入れた新しい取り組みを行っているのが特徴。また、外部空間の積極的利用と生活拠点の分散を意図し、憩いの場であると同時に治療の場ともなる美しい屋外空間を創出している。