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行岡第二ビル

滋賀県草津市

2001年3月

図版:行岡第二ビルのメインイメージ

3つの中庭を持つオフィスビル

旧東海道、中仙道の起点の街、草津の地にソフト開発の企業をテナントとするこの建物がある。極端に細長い敷地と日影規制、周辺住宅へのプライバシーの確保、かつ、入居者のアメニティを高める解決策として3階建、10m以下、中庭による内からの採光を選択した。3つの中庭はそれぞれ性格の異なるしつらえとし、各階でいずれかに出られるよう工夫している。上から差込む昼光が柔かい間接光となって執務空間に注ぎこみ、周囲の喧騒からかけ離れた、快適な空間を作り出している。西面はすべて壁とした他、南の日射と視線はルーバーと水平グレーチングで制御し、屋上は緑化して空調負荷の低減を図っている。

延床面積:3446.74m2
階数:地上3階
  • 図版:行岡第二ビル
  • 図版:行岡第二ビル
  • 図版:行岡第二ビル

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