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京王線飛田給駅

東京都調布市

2001年3月

図版:京王線飛田給駅のメインイメージ

祝祭と日常が交替する町の駅舎

飛田給駅は、調布市最西部に位置した味の素スタジアムの最寄駅であり、交通アクセス整備の一環として建設された。駅周辺街は, 閑静な日常を持つ一方、スタジアムイベント開催時には約3万5千人の利用客が当駅で乗降し、非日常的な活気を呈する。またスポーツ振興の拠点として更なる発展整備が期待され、将来性ある地域でもある。そのような街の特性を、軽快な外観・明るく開放的な空間で表現した。施設は利用客の利便・安全性に配慮し、橋上化するとともに線路を増設。さらに分断された南北の地域を結ぶ公共通路を併設し、機能・環境の充実を図っている。人々にいつまでも親しまれ、地域のゲート・街のシンボルとして浸透していくことを切に願って創造された駅舎である。

延床面積:4436.00m2
階数:地上2階
受賞:2001年度 グッドデザイン賞 建築・環境デザイン部門受賞、
2003年度日本建築学会作品選集
  • 図版:京王線飛田給駅
  • 図版:京王線飛田給駅
  • 図版:京王線飛田給駅
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