海浜リゾート地に建つ高級マンション

昔ながらの避暑地、葉山に建つ環境一体型のリゾートマンション。各住戸は海に向かって大きな開口を持ち、眼下に広がる雄大な相模湾との一体を満喫できる。雁行する形態を慎重に取り入れた外観は 湘南の陽気な光と影のコントラストを強調しながら、軽快な量感を作り出している。素材はスタッコの塗壁とガラスのみのミニマルな構成に切り詰め、しっかりとした造形を施した。インテリアは、左官の風合いを持つ漆喰調の塗壁とチークの無垢材のフローリングを用いて、簡潔ながらも素材が持つ暖かな触感を大切にした。2つの住棟の中央に位置する屋外プールは、プールサイドに立つ人からはプールの水面と海が連続して見えるように、視覚的な工夫がなされている。