ここから本文です
Top > Works > 用途別:生産施設 > 豊田自動織機東浦工場

豊田自動織機東浦工場

愛知県東浦町

2002年3月

図版:豊田自動織機東浦工場のメインイメージ

21世紀の環境配慮型生産工場

徹底した環境配慮思想に基づいて計画された工場。CO2発生量を年間で約20%削減することを目標としている。そのための手法として、太陽光発電、昼光利用および自動調光、地中熱利用の予冷・予熱用クールチューブ、風力と太陽光によるハイブリッド外灯、雨水利用システム等を用いた。また、大規模な緑化整備と修景池による景観形成にも努めている。工場棟は、220m×140m、柱は20mグリッドの構成として、生産ラインの変更にフレキシブルに対応可能な空間である。屋上中央部には20m×180mの設備ヤードを設置し、空調機、集塵機等を集約。それにより、工場の生産エリアを最大限確保するとともに、効率的で経済的な配管ルートの確保や、容易な維持管理を実現し、建物の長寿命化に貢献している。

延床面積:35344.44m2
階数:地下1階、地上2階
主要技術:環境配慮技術、太陽光発電システム(105KW)、
高速凝縮生物ろ過システム(ロッチアーノ)
受賞:平成14年照明普及賞、第10回 環境・省エネルギー建築賞 理事長賞(その他部門)
  • 図版:豊田自動織機東浦工場
  • 図版:豊田自動織機東浦工場
  • 図版:豊田自動織機東浦工場
  • 図版:豊田自動織機東浦工場

Works