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住友大阪セメント 
ナノ・テラ技術センター

千葉県船橋市

2002年11月

図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センターのメインイメージ

”パティオ”のある知的創造空間

ナノテクノロジーの技術展開と新素材開発の拠点となる最新鋭の研究所である。研究施設に要求される落ち着いた執務環境の創出のために、敷地高低差を利用したL型の建物配置を計画。研究棟と管理棟で囲まれる空地を中庭(パティオ)として位置づけ、雑然とした周辺外部から適度に距離をとるバッファエリアとしての機能を持たせた。
研究棟は、大部屋形式の研究事務室、実験室とメカニカルバルコニーを並列配置し、将来の可変性に配慮するフレキシビリティの高い空間とした。
また、南面する研究棟開口部には水平ルーバー、西面の管理棟開口部には垂直ルーバーを設置し、すべての開口部をメンテバルコニー兼用の庇つきとすることにより、日射負荷低減と昼光利用を図った。パティオに面して閉じつつ開く、明るい快適な研究施設となった。

延床面積:3858.88m2
階数:地上4階
主要技術:環境配慮型研究所、アメニティの充実、制震装置(ハニカムダンパ)
  • 図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センター
  • 図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センター
  • 図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センター
  • 図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センター
  • 図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センター
  • 図版:住友大阪セメント ナノ・テラ技術センター

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