秋葉原ダイビル
東京都千代田区外神田
2005年3月

秋葉原の街に浮いたガラスのタワー
秋葉原駅前に立地する東京都主導による産学協同の『最先端技術の探索拠点』としてのITセンターである。敷地はかつて青果市場のあった一角で既存の電気街とは中央通りで隔てられている。当ビルとITセンターのもうひとつの核となるUDXビルが共に、この電気街と分断されることなく強い関係性を保てるように、ビルをスーパーストラクチャーとして地上より20m持ち上げ、足元を都市空間として開放している。これによりちょうど風穴が開いたように駅前から電気街へと新しい流れが生み出され、人と街が交流しあえる場ができただけでなく、駅前広場と一体化した文字どおりのゲートウェイが構成された。
延床面積:50,289m2
階数:地下2階、地上31階、PH1階
受賞:第21回空気調和・衛生工学会賞 振興賞技術振興賞、第18回電気設備学会賞 施設奨励賞
階数:地下2階、地上31階、PH1階
受賞:第21回空気調和・衛生工学会賞 振興賞技術振興賞、第18回電気設備学会賞 施設奨励賞