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鹿島本社ビル

東京都港区元赤坂

2007年7月

図版:鹿島本社ビルのメインイメージ

伝統を受け継ぐ端正なフォルム

39年ぶりに新築された鹿島本社ビル。白色の構造フレームを外側に出した外観は、旧赤坂別館や旧本社棟で確立された鹿島スタイルともいえる端正なデザインの流れを受け継いだものである。開口部のLow-Eガラスと熱線吸収ガラスの複層ガラスは遮熱性能が非常に高く、開放感や眺望を最大限に確保しながらも、ダブルスキン並みの外壁性能を有している。内部はコンパクトなコーポレート機能を志向し、3.6mモジュールで構成された無柱のオフィス空間は、様々な仕事の進め方や組織変更に対応可能なワークプレイスを提供する。オフィスフロアではモジュールごとに設置された人感センサーにより照明と空調を自動で制御、日射制御のブラインドと合わせて執務環境をきめ細かくコントロールしている。防災拠点として大震災時も業務継続を可能とするために免震構造を採用した。

延床面積:15,163m2
階数:地下2階、地上14階
主要技術:免震構造、リアルタイム防災システム(RDMS)、B・OA net system
受賞:平成19年照明普及賞 優秀施設賞、第20回電気設備学会賞 技術部門施設賞奨励賞、
第1回JABMEE優秀賞
  • 図版:鹿島本社ビル
  • 図版:鹿島本社ビル
  • 図版:鹿島本社ビル
  • 図版:鹿島本社ビル
  • 図版:鹿島本社ビル
  • 図版:鹿島本社ビル

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