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二松學舍大学九段3号館

東京都千代田区九段南

2009年7月

図版:二松學舍大学九段3号館のメインイメージ

九段坂上のキャンパスゲート

二松學舍大学は創立130年を超える伝統校である。
当プロジェクトは千葉県にある柏キャンパスの一部を、発祥の地、九段に集約する都心回帰構想のもと計画された。敷地は既存キャンパスの近傍、千鳥ヶ淵や靖国神社に面する由緒ある街並みの一画にある。コンセプトを「伝統と未来の共存」とし、風合いのある大判タイルと透明感のあるガラスのタワーとすることで、二松學舍キャンパスゾーンのゲートにふさわしいランドマークとなることをめざした。敷地形状を活かしたフレキシブルな平面計画と周辺との関係性を重視した断面計画により、プラザ、教室、研究室、会議室などの学問とコミュニケーションの場を立体的に構成している。積層型のスリムな校舎であるが、足元の往来や都心ならではの眺望を取り込み、街をキャンパスと見立てることで、広がりある豊かな教育の場を作ろうとした。

延床面積:2,515m2
階数:地上10階
主要技術:大判タイル打ち込みGRC
  • 図版:二松學舍大学九段3号館
  • 図版:二松學舍大学九段3号館
  • 図版:二松學舍大学九段3号館
  • 図版:二松學舍大学九段3号館
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