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東京薬科大学学生会館

東京都八王子市堀之内

増築部2010年3月、既存改修

図版:東京薬科大学学生会館 のメインイメージ

学生広場のリデザイン

創立130周年を迎えた東京薬科大学の厚生施設エリアの再編成計画。学部6年制化に伴う学内人口の増加に対応し、現在の倍規模である1,200名収容の食堂を新たに増築するとともに、既存建物は学生サポート施設にリニューアル。新旧両棟は分離することなく一体の輪郭を形づくっている。敷地背後の保存林を見据えて学生の居場所を再生するというテーマのもと、林の手前に漠然と広がっていた芝生広場を学生の集う施設としてリデザインした。要件である1200席分の食堂のボリュームを2層に分け、傾斜した敷地形状に合わせてずらし、大階段でつなぎ、またキャンパスのデザインコードを継承したレンガの大壁によって内外の連続性を生んでいる。既存環境への「尊重と働きかけ」とのバランスを慎重に吟味し、敷地の魅力を最大限に引き出すことを心がけた。

延床面積:増築部 2,743m2、既存 3,581m2
階数:増築部 地上2階、既存 地下2階/地上2階
  • 図版:東京薬科大学学生会館
  • 図版:東京薬科大学学生会館
  • 図版:東京薬科大学学生会館
  • 図版:東京薬科大学学生会館
  • 図版:東京薬科大学学生会館

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