二松學舍大学附属柏中学校・
高等学校新体育館
千葉県柏市大井
2011年2月
キャンパスに新しい顔をつくる
豊かな自然環境との調和を図りながら、来校する人々の印象に強く残る新たなキャンパスのシンボルとしての体育館を計画した。緩やかな屋根のカーブ、象徴的に突出したフレーム、そしてアプローチに沿うエントランスは生徒を優しく迎え入れる包容力と、活動的なキャンパスのイメージをあらわしている。また内部のアクティビティが表出するガラスカーテンウォールのファサードは、体育施設としては類を見ない高い開放感をもっている。メインアリーナはハンドボールなど各種公式競技が可能なスペースを確保するとともに、冷暖房を実装することにより講堂利用にも配慮した。架構は特許を取得した鉄骨張弦アーチ構造を採用することにより軽快な構造表現とした。2階に設置したサブアリーナは柔剣道場としての利用とともに、集会などメインアリーナとの一体利用を想定している。
延床面積:2,860m2
階数:地上2階
主要技術:クールチューブ、張弦アーチ構造
階数:地上2階
主要技術:クールチューブ、張弦アーチ構造