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オムロンヘルスケア
研究開発及び本社新拠点

京都府向日市

2011年10月

図版:オムロンヘルスケア 研究開発及び本社新拠点のメインイメージ

アトリウムを核とする交流の仕掛け

健康医療機器を開発販売する企業の新本社・研究所である。京都のJR桂川駅近く、ビール工場跡地の再開発エリアの一画に、「ワーカーが個々の創造力を最大限発揮できる新拠点」として計画された。事務・研究ゾーンである6層の高層棟と、ショールーム・社員食堂等が配された2層の低層棟が中庭をはさんで向い合う構成で、高層棟にはアトリウムを核にコミュニケーションを誘発するさまざまな仕掛けが施されている。また省CO2推進のために、ユーザー参加型自然換気である窓開けナビシステムのほか、太陽電池利用の構内ミニスマートグリッド、サーマルセンサーを用いたタスク&アンビエント空調など、クライアントとの共同開発による新しい環境配慮技術を採用している。この新拠点は、遠からず知的創造の場として成長し、新しい「風景」をつくる一役を担うだろう。

延床面積:16,318m2
階数:地上7階
受賞:第25回日経ニューオフィス賞、第46回SDA賞、第11回環境・設備デザイン賞、
第54回BCS賞、第28回空気調和・衛生工学会賞、2014年日本建築学会作品選集、
平成25年日本建築士会連合会賞
  • 図版:オムロンヘルスケア 研究開発及び本社新拠点
  • 図版:オムロンヘルスケア 研究開発及び本社新拠点
  • 図版:オムロンヘルスケア 研究開発及び本社新拠点
  • 図版:オムロンヘルスケア 研究開発及び本社新拠点
  • 図版:オムロンヘルスケア 研究開発及び本社新拠点

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