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ヒガシマル食品工場

兵庫県たつの市龍野町日飼

2011年11月

図版:ヒガシマル食品工場 のメインイメージ

地域に溶け込み、貢献する食品工場

小京都・龍野で地域とともに発展してきた歴史をもつ企業の新工場で、設計のテーマは企業姿勢に相応しい「伝統と革新の共存」とした。この地に今も残る歴史的街並みや風土を参照しつつ、周辺のスケールに合わせて地域に溶け込む景観を形成するように図り、また駅周辺の整備事業との一体計画により、駅と城下町中心部を結ぶ観光ルート上にポケットパークを設けて、地域環境向上への貢献をめざした。食品工場として、2つの自動倉庫を核とする機能的で生産効率を高めるシステムを導入し、それを外形にも表現し、さらに異物混入の危険性を防止するためにAIB基準に適合する高品質を実現している。
※AIB(American Institute of Baking)基準:アメリカ製パン研究所の食品安全衛生管理体制のための検査システム

延床面積:11,936m2
階数:地上5階
主要技術:AIB食品安全システム準拠、
2つの自動倉庫を核とした機能的で生産効率を高める建築システム
受賞:第14回人間サイズのまちづくり賞(兵庫県)、第12回読者と選ぶ「建築と社会」賞
  • 図版:ヒガシマル食品工場
  • 図版:ヒガシマル食品工場
  • 図版:ヒガシマル食品工場
  • 図版:ヒガシマル食品工場
  • 図版:ヒガシマル食品工場

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