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京都八百一本館

京都市中京区東洞院通三条下る三文字町

2013年3月

図版:京都八百一本館 のメインイメージ

都市に埋め込まれた空中農場

事業主は、全国に青果物専門店を展開し、また農業生産法人として農業を営み、生産者、販売者、消費者を繋いできた。日本の農業は今、さまざまな問題を抱えている。「野菜や農業のことをもっと知って欲しい」との想いから、京都の都心で、他に例のないビジネス・モデル「八百一の杜構想」、即ち日本の「農業・流通・食」のあるべき姿を伝える食の総合施設の建設計画が始まった。青果物販売、飲食店舗のほか、3階には深さ60cmの畑土の農場を設け、四季折々の野菜が耕作される。加工から販売まで一貫して行い、採れたての野菜も味わえる。生産者・販売者・消費者が、ここで出会い対話することで、農業の大切さ、食べる楽しさ、豊かさを感じられる環境を形成している。

延床面積:3,741m2
階数:地下1階・地上3階
協同設計(内装):インデス、 ポリディアインク
主要技術:セメントボードによる微曲線外壁
受賞:2016年度グッドデザイン賞、第2回京都市京(みやこ)環境配慮建築物顕彰制度、
2016年日本建築学会作品選集、第55回BCS賞、京都デザイン賞2013、
平成25年京都景観賞(屋外広告物部門)、平成26年京都景観賞(建築部門)
  • 図版:京都八百一本館
  • 図版:京都八百一本館
  • 図版:京都八百一本館
  • 図版:京都八百一本館
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