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松本KKビル

長野県松本市大手

2013年9月

図版:松本KKビルのメインイメージ

街への活力と観光客への
アメニティの拠点として

国宝松本城に至る大名街沿いの敷地に、街に活力を与え、観光客へアメニティを提供する施設をつくりたいとのオーナーの熱い想いから始まった計画である。構成は1階にカフェ、2階に多目的ギャラリー、3・4階にオフィス、5階にオーナー専用のオフィス。景観条例による高さ29.4m制限の中で高い天井高を確保し、かつ無柱で使い勝手の良い内部空間を実現するため、RC壁と鉄骨柱のハイブリッド構造とフラットスラブを採用している。外観は構造体を力強くモノトーンで表現することで、烏城の別名で知られる松本城への憧憬を表現。対してカフェ内装は木を多用した暖かみのある北欧モダンで統一し、3人の作家によるアートワークが行き交う観光客の目を楽しませる仕掛けとしている。市内の各所で毎月開催されるイベントの拠点として、長く親しまれる施設となることを望んでいる。

延床面積:1,027m2
階数:地上6階
主要技術:フラットスラブ+ハイブリッド構造方式
  • 図版:松本KKビル
  • 図版:松本KKビル
  • 図版:松本KKビル
  • 図版:松本KKビル
  • 図版:松本KKビル

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