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M-ハウス バンコク

タイ王国、バンコク

2015年9月

図版:M-ハウス バンコクのメインイメージ

アーバン サンクチュアリ

日本を代表するグローバル企業のタイ現地法人社長邸の建替え計画。敷地は低層住宅と中高層住居とが混在するエリアに位置し、北側には中層コンドミニアムが隣接する。計画にあたり、「バンコクの喧騒から離れ、VIPをもてなす別世界を如何につくりだすか」をテーマとし、五感に訴える場の創出をこころみた。建物は社長邸と迎賓館の2棟。北側のコンドミニアムとの見合いを回避するため、北面は閉じ、南西の庭に対して開く構成とした。両棟はハの字型で庭に対して開いて配置され、全ての部屋で樹齢30年超のシンボルツリーへの眺望を確保している。トロピカルフラワーの芳香、レインツリーの葉音。そこに招かれたゲストには「最上のおもてなし空間」が、そこに住まうホストには「上質のやすらぎ空間」が享受できるよう、タイの気候・風土に根づくすまいをめざした。

延床面積:1,910m2
階数:地上2階
受賞:インテリアプランニング賞2016 写真:Wison Tunghunya
  • 図版:M-ハウス バンコク
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