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Zepp大阪ベイサイド

大阪府大阪市

2017年2月

図版:Zepp大阪ベイサイドのメインイメージ

大阪湾岸にたたずむライブホール

スタンディングを主とした都心型ライブホールである。計画地はUSJ傍の造船ドック跡地で、要求性能は「どんなハードなライブにも対応できる史上最大規模のZeppホール」。設計の最大の鍵は振動で、2,800人がジャンピングしても周辺建物の共振や振動が起こらぬよう実験測定と解析を行い、杭と極厚マットスラブの特殊基礎方式を採用した。この建築は、これまでのZeppホールのノウハウを凝縮させた結晶と言えるが、さらなる進化をめざして、VIP客席やアーティストとの交流スペース、海の見えるテラス付楽屋など、さまざまな仕掛けを行っている。中でもエントランスの外部空間を覆うように聳えるビッグウェーブ壁面が建築を強く印象付け、ライブ前後の撮影ポイントやグッズ販売などの野外イベントスペースとして賑わいをもたらす空間となっている。

延床面積:3,284,87m2
階数:地上2階
受賞:グッドデザイン賞2017 写真:伸和
  • 図版:Zepp大阪ベイサイド
  • 図版:Zepp大阪ベイサイド
  • 図版:Zepp大阪ベイサイド
  • 図版:Zepp大阪ベイサイド
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