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クレインハーバー長崎ビル

長崎県長崎市

2017年12月

図版:クレインハーバー長崎ビルのメインイメージ

長崎港の景観に配慮したオフィスビル

長崎港ウォーターフロントエリアに金融機関のオフィスを誘致し、新たな雇用創出をめざす「長崎金融バックオフィスセンター構想2020」のリーディングプロジェクト。県の都市景観諮問会議「環長崎港地域アーバンデザインシステム」の対象事業であり「新しい長崎らしさ」等、この地区の将来を見据えた提案が求められた。かつて開かれた海の玄関口であった「出島」のように、港への表情に配慮し、訪れる人を迎えるにふさわしい外観として「水のゆらぎ」をモチーフとしたファサードを採用した。前面広場のイベントや近隣商業施設の賑やかさにも呼応し、市民活動との一体感を感じさせる親しみやすいデザインとした。経済性と機能性が重視される「オフィス」というビルディングタイプでありながら、画一的ではない、この場所でしか成立し得ない、地域性に配慮した建築を志向した。

延床面積:8,243m2
階数:地上6階
受賞:第12回建築九州賞 奨励作品 写真:西日本写房福岡
  • 図版:クレインハーバー長崎ビル
  • 図版:クレインハーバー長崎ビル
  • 図版:クレインハーバー長崎ビル
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