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仙台オープン病院救急センター棟

宮城県仙台市

2018年2月

図版:仙台オープン病院救急センター棟のメインイメージ

大震災の教訓を生かした先端医療施設

仙台オープン病院は、紹介・外来型の医師会病院として設立、地域医療支援病院の全国第1号として承認、東日本大震災時後には災害拠点病院に指定されている。救急及び地域医療の更なる充実、災害拠点病院機能の拡充を目的として救急センター棟等増改築の公募型プロポーザルが実施され、当社JVの設計施工により竣工にいたった。
全天候型の救急車寄り付きの設置、専用大型EVへの最短の動線、患者急増時の一般外来の活用を計画の重点とした。両免震の渡り廊下には日本初の完全フラット型免震エキスパンション・ジョイントを採用し、自家発電機、地下水利用システム、災害対策本部、マンホールトイレの設置など、東日本大震災時の教訓を設計の随所に反映している。またICUでは調光式間接照明や結露しない発熱ガラスを用いた公園を眺望できるハイサッシ窓など、ICU環境の向上に配慮している。

延床面積:13,404m2
階数:地上6階・地下1階
主要技術:免震 写真:川澄・小林研二写真事務所
  • 図版:仙台オープン病院救急センター棟
  • 図版:仙台オープン病院救急センター棟
  • 図版:仙台オープン病院救急センター棟
  • 図版:仙台オープン病院救急センター棟
  • 図版:仙台オープン病院救急センター棟

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