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中外製薬工業浮間工場
バイオ原薬初期生産プラント

東京都北区

2018年4月

図版:中外製薬工業浮間工場バイオ原薬初期生産プラントのメインイメージ

技術革新を志向する都市型生産拠点

臨床試験から初期商用フェーズの多品種原薬製造を最短期間で実現するための最新プラント。生産機器のコンパクト化・合理的配置、物流動線の効率化・自動化により、運用負荷の少ない施設となっている。BCP対応のために、精緻な医薬品製造を支える構造体として免震構造と変形が少ない上部構造フレームが採用されている。また建物全体が多様な交流の拠点として機能するために、階高の高さを利用した中間階に生産ラインを俯瞰する見学者通路と多目的スペースが設けられている。先端的な製造技術を支える建築全体の枠組みにイノベイティブな着想を喚起する豊かな居住性を調和させることで、新薬の治験、初期商用フェーズでの技術革新を確実に受け止める耐久性と可変性を備えた新工場が完成した。

延床面積:26,159m2
階数:地上9階
共同設計者:ランドスケープデザイン(外構設計) 写真:解良信介/URBAN ARTS
  • 図版:中外製薬工業浮間工場バイオ原薬初期生産プラント
  • 図版:中外製薬工業浮間工場バイオ原薬初期生産プラント
  • 図版:中外製薬工業浮間工場バイオ原薬初期生産プラント
  • 図版:中外製薬工業浮間工場バイオ原薬初期生産プラント
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