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千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲

長野県千曲市

2019年5月

図版:千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲のメインイメージ

市民に開かれた豊かな複合公共空間の実現

分散、老朽化していた旧庁舎機能を統合する新庁舎と、スポーツでの地域振興や健康促進の発信拠点となる新体育館からなる複合公共施設。両施設はガレリアやこもれびテラスなどの交流空間でつながり、相互に機能を補完しながら一体利用が可能である。アリーナは軽快な張弦梁屋根架構とコートレベルに近い観覧席となる外周廊下プランにより、一体感と臨場感が高められている。庁舎はハイサイドライトなど、光が効果的に採り入れられて視認性が高まり、光が誘う分かりやすい空間となっている。水平基調の建物ヴォリュームと短冊状の外壁が緩やかな弧を描いて連続するガレリアが、周辺地域に対応する伸びやかな景観を形成している。市政の中枢、防災拠点としての施設づくりとともに、市民に開かれた「豊かな公共空間」が実現している。

延床面積:19,267m2
階数:地上5階(庁舎)、地上2階(アリーナ)
共同設計者:久米設計(基本設計) 写真:エスエス
  • 図版:千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲
  • 図版:千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲
  • 図版:千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲
  • 図版:千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲
  • 図版:千曲市庁舎ことぶきアリーナ千曲

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