名駅ダイヤメイテツビル
愛知県名古屋市
2020年6月
流れをつなぐエントランス
名古屋駅北側に隣接する利便性の高い敷地に計画されたテナントオフィスビル。行政や隣地所有者との協議により、1階は境界フェンスを撤去して隣地からの動線を確保し、2階では隣地建物と境界を跨いだデッキ直接接続として、名古屋駅直結の2フロアアクセスを可能とした。1、2階からの動線が吹抜を介してつながるエントランスは、床吹出空調の採用により快適性を高め、利用者を迎え入れるにふさわしいダイナミックな空間づくりを目指した。鉄道函体が敷地内地下を貫通する特殊条件の中、上部躯体のオーバーハングとコンパクトな中央偏心コアの計画とした。建物に囲まれた狭隘な立地でありながら、四方に開かれ、それぞれに特徴的で良好な眺望を持つオフィスビルである。
延床面積:18,926m2
階数:地上14階、地下1階
主要技術:制震構造、床吹出空調 写真:川澄・小林研二写真事務所、リフレクト
階数:地上14階、地下1階
主要技術:制震構造、床吹出空調 写真:川澄・小林研二写真事務所、リフレクト