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植物工場

注目の薬用植物「甘草」の安定確保のため、
植物工場での水耕栽培技術を開発しました。

甘草は、有効成分であるグリチルリチンなどを根に蓄積する薬用植物で、日本の漢方薬原料として一般漢方製剤の7割以上に処方されている非常に重要な薬用植物です。また、化粧品原料や甘味料などの広い用途にも利用されています。しかし、国内使用量の100%を海外からの輸入に依存しており、原産国における乱獲による野生植物資源の枯渇や世界的な需要の高まりから、価格は上昇傾向にあります。また、国内生産を含めて、将来的には原料の安定確保が必要とされています。

鹿島は、国内における安全な甘草の安定生産を目的として、2008年から国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 薬用植物資源研究センターと千葉大学との共同で、ウラルカンゾウの植物工場生産の実現に向けて、①優良系統の選抜と増殖方法の確立、②水耕栽培技術の確立、③環境制御による有効成分含有率の向上に取り組んできました。
特に水耕栽培技術については、環境を制御して植物に適切なストレスを与えることにより、従来の根物作物における水耕栽培の問題点であった細根の発生を抑制しながら、主根の肥大を促進する栽培手法を開発しました。

図版:甘草水耕栽培コンサルティング

水耕栽培500日目の甘草
(鹿島技術研究所にて)

図版:甘草水耕栽培

特許

  • 「養液栽培システムおよび養液栽培方法」(2014年特許取得済)
    ・ 根物作物の水耕栽培方法
  • 「カンゾウ属植物株およびカンゾウ属植物増殖方法」(2015年特許取得済)
    ・ 優良系統種苗および増殖方法
    ・ 国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所と共同出願
  • 「カンゾウ属植物の薬用成分濃度向上方法」(2016年特許取得済)
    ・ 環境ストレス付与等による薬用成分濃度向上方法
改ページ

商業生産に向けた取組み

現在、鹿島はお客様へ小規模スケールから開始する実証栽培試験の提案を行っています。
実証栽培試験に際しては、鹿島から①水耕栽培装置、②ウラルカンゾウ優良系統の実験用種苗、③実証栽培試験に関するコンサルティングを提供し、開発した技術の展開やサポートを行います。
小規模栽培試験を経てスケールアップした栽培試験を行った上で、商業生産の栽培試験へと段階的に進めていきます。

図版:○○○○○○

図版:商業生産に向けた取組み

植物工場 インデックス

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