Page Top

制震・免震技術

制震技術

Nu-DAM (ニューダム)

Nu-DAMは大速度・高耐久使用オイルダンパです。200cm/sを超える大速度領域まで線形性に優れた性能を発揮し、重要構造物・搭状構造物を大地震から守ります。

Nu-DAMイメージ

特徴

  • 大速度・大ストロークに対応
    超高層ビル等で使用されるオイルダンパ(ストローク±6~10cm程度、速度20~30cm/s)に対し、±30cm程度の大ストローク、200cm/sを超える大速度に対応できる新開発オイルダンパです。
  • 搭状構造物の応答を大幅に低減します。
    超高煙突などの搭状構造物の応答を1/2~1/3に大幅に低減します。また、最高レベルの安全性審査が行われる原子力施設排気筒に適用して、経産省の工事認可、日本建築センター評定を取得した実績があります。
  • 屋外使用を前提とした高耐久使用
    沿岸部の屋外でかつ上空の高い位置に設置されるため、本体や摺動部を守る保護構造や塗装にも十分な配慮が払われています。密閉型であるため、上下左右に振動外力が作用しても問題ありません。

原理

大速度を許容する基本構造

同一の特性を有するバルブを複数設置することで、許容荷重下での大速度化(減衰係数の低減)を可能にすると同時に、様々な要求減衰係数への対応を容易にしています。また、このような構造とすればバルブ1本ずつ試験をすることが可能となるため、原理的にはより大きな許容速度を有するダンパの設計も可能となります。当然ながら、使用されているシール類についても大速度対応のものを採用しています。

Nu-DAMのしくみ

Nu-DAMのしくみ

適用構法

連結ダンパ

振動特性の異なる排気筒や煙突の筒身と支持鉄塔間を切り離し、頂部や中間の変形差の大きい位置をNu-DAMで連結することにより、地震エネルギを効率的に吸収して大きな応答低減を実現します。従来の剛結型に比べ、筒身応答だけでなく支持鉄塔から基礎に作用する反力も大きく低減できるため、支持鉄塔の鋼材量の低減、基礎の大きさ・深さの大幅な簡略化が可能となります。

Nu-DAMの設置方法の図

Nu-DAMの設置方法

筒身の変位のグラフ

筒身の変位(cm)

鉄塔の転倒モーメントのグラフ

鉄塔の転倒モーメント(kN・m)