■ 大日本報徳社大講堂 修復
1903年(明治36年)に建設された大講堂は、1階は和風、2階は洋風の外観で現存する国内最古の和洋折衷の講堂建築物である。
1階の大広間は2階天井まで吹き抜けとなっており、当時非常に貴重なガラスが2階の窓にははめこまれている。
創建から100年以上経っていたが、これまで本格的な補修工事が行われていなかった。そのため、内外部ともに傷みが激しく劣化が進んでいたため、大規模修復工事を行うこととなった。
<静岡県指定有形文化財>
静岡県掛川市 |
入母屋造 桟瓦葺き |
設計・監理:文化財建造物保存技術協会 |
2007年修理完了 |

外観

大講堂2階の回廊

修復前

修復後