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伝統建築/歴史的建造物の保護・再生

竹駒神社向唐門 修理・耐震補強

竹駒神社は、京都伏見稲荷大社などとともに日本三稲荷の一つに数えられ、向唐門は天保13年(1842)に建立した総ケヤキ唐破風造り妻入りの門です。屋根は銅板葺きで各所に精緻な彫刻が施され、向唐門としては最大級のものです。建物のゆがみ、軒垂れが目立つようになり、全てを解体し、基礎補強、鉄骨支柱耐震補強、屋根の軒垂れ補修・補強、銅板の葺替えが行われ、2008年の暮れ完工しました。

<宮城県指定文化財>

宮城県岩沼市
木造、平屋建
2008年末修理完了
修理後の向唐門 東側正面

修理後の向唐門 東側正面


修理後の向唐門 西側背面

修理後の向唐門 西側背面

鉄骨支柱の柱頭と中央の梁(冠木)と接合して補強、支柱はヒノキ材で覆い、最終的には古色付けを行う

鉄骨支柱の柱頭と中央の梁(冠木)と接合して補強、支柱はヒノキ材で覆い、最終的には古色付けを行う