経営理念
鹿島の経営理念は、その時々の経営者が示した方針や理念、行動の総和として社内に受け継がれてきました。そのキーワードは、創業者鹿島岩吉の「パイオニア精神」、4代目社長鹿島守之助の「人道主義と合理主義」「科学的管理方法」「鹿島共同体」、6代目社長渥美健夫の「システム力」などでありました。
しかし創業以来140年が経った頃、企業規模も拡大するにつれて、経営理念が「無形」のままでは、その伝承・継承に支障をきたす恐れが出てきたため、7代目社長石川六郎は、これまで社内に受け継がれてきた理念のエッセンスを「経営理念」として再構築しました。
「全社一体」は「鹿島共同体」の理想を実現、「科学的合理主義と人道主義」は「科学的管理法」と「人道主義と合理主義」そのものであり、「創造的な進歩と発展」は「パイオニア精神」「システム力」を根源としたものでありました。
そして「社会に貢献する」と、企業の社会的責任を結語で示しました。