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JR難波駅前近鉄不動産ビル

大阪府大阪市

2001年6月

図版:JR難波駅前近鉄不動産ビルのメインイメージ

24時間稼動のオフィスと
都市型レジデンスのツインタワー

大阪・難波の西に位置する湊町では、旧国鉄跡地にOCAT(大阪シティエアターミナル)を中心とした新しい街づくりが進められており、本計画は民間による最初の建物である。北にオフィス、南にマンションという高さ90mのツインタワーの足元には公開空地を配置し、難波駅に接続するオフィスの地下はアートギャラリーとして空間をしつらえた。
マンションの「ローレルコート難波」は、構造形式を工夫することで梁の制約を少なくするとともに、住戸部分をすべて二重床とすることで住戸内設備竪管をなくし、上下階の住戸プランに拘束されないフリープランを実現している。
オフィスの「近鉄新難波ビル」は24 時間稼動できる国際水準のオフィスをめざした。事務室には、容易に各種天井設備機器を移設できるグリッド天井を開発し、これまでのモデュールにとらわれないレイアウトのできる次世代のオフィスを試みている。

■ローレルコート難波
延床面積:33460.73m2
階数:地下1階、地上28階、塔屋3階
■近鉄新難波ビル
延床面積:25068.54m2
階数:地下1階、地上21階
受賞:2002年度 大阪市ハウジングデザイン賞
  • 図版:JR難波駅前近鉄不動産ビル
  • 図版:JR難波駅前近鉄不動産ビル
  • 図版:JR難波駅前近鉄不動産ビル
  • 図版:JR難波駅前近鉄不動産ビル
  • 図版:JR難波駅前近鉄不動産ビル
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