淑徳大学
みずほ台キャンパス4号館
埼玉県入間郡三芳町
2003年3月
外部と連続する講義空間
「ラウンジ」を中心にしたコモンスペース部分と、「講義室・演習室」が並列する教室部分からなる、大学キャンパスの施設。これまでキャンパスには、外部の庭を除いて屋内の共用スペースが確保されていなかった。大学生活において学生が自由に使用し、また意味を見つけながら自己表現できる空間が必要であるとの認識から「ラウンジ」を計画した。
教室部分は、大型開口と吹抜けのある廊下に特徴がある。吹抜けにより、縦方向の通風、換気を確保しつつ、吹抜けの分だけ廊下の幅が広いため、単なる移動の空間ではなく第2の共用スペースとなった。開口サッシュは全て開閉可能であり、コンクリートフレームの奥に配置することにより、雨の日でも開け放つことができる。
延床面積:2043.71m2
階数:地上3階
受賞:2003年度 グッドデザイン賞 建築・環境デザイン部門受賞、第37回 SDA賞 入選
階数:地上3階
受賞:2003年度 グッドデザイン賞 建築・環境デザイン部門受賞、第37回 SDA賞 入選