軽井沢大賀ホール
長野県北佐久郡軽井沢町
2004年11月
最上の音楽空間をめざして
ソニー名誉会長である大賀典雄氏が自らの退職慰労金で建設し、軽井沢町に寄付をするということで話題を呼んだ音楽専用ホール。敷地は、軽井沢駅から徒歩約5分の矢ヶ崎公園内に位置し、遠くに浅間山、近くに離山を望み、目の前に公園池がひろがる風光明媚な潤いのある場所である。
コンサートホールは「巨大な楽器」とも言われるように、ホールそのものがいかに響き、いかによく鳴るかが求められる。「軽井沢大賀ホール」は、大賀氏の考える音響的理想を実現するために、平行壁面の無い5角形プランを採用した中規模サイズのサラウンド型ホールであり、660席+2階立ち見140席の客席がステージを囲んでいる。ホール内装には人と環境に優しい自然素材である地元長野県産落葉松の集成材を採用し、年月を経るほどに音響的な味わいが増すことを期待した。
延床面積:2813.07m2
階数:地上2階
主要技術:音響設計技術、騒音防止技術(MAFF工法(機械室の浮き床絶縁工法)、
設備機器の防振技術、高断熱遮音サッシ)、寒冷地技術(コールドルーフ、外断熱)、
火災安全技術(階避難安全性能検証による大臣認定)
受賞:2007年日本建築学会作品選集 選定/北陸、第6回環境・設備デザイン賞 入賞/BE賞、
第47回BCS賞、日事連建築賞 国土交通大臣賞、平成18年度優良木造施設
階数:地上2階
主要技術:音響設計技術、騒音防止技術(MAFF工法(機械室の浮き床絶縁工法)、
設備機器の防振技術、高断熱遮音サッシ)、寒冷地技術(コールドルーフ、外断熱)、
火災安全技術(階避難安全性能検証による大臣認定)
受賞:2007年日本建築学会作品選集 選定/北陸、第6回環境・設備デザイン賞 入賞/BE賞、
第47回BCS賞、日事連建築賞 国土交通大臣賞、平成18年度優良木造施設