新藤両国本社ビル
東京都墨田区横綱
2004年6月
両国に建つ都市型印刷工場
高級美術印刷業として両国を拠点としている「新藤」の本社+工場。敷地周辺は、南側に国技館と江戸東京博物館をのぞみ、東側に両国再開発エリアが近接する。西側は古い民家を挟んで旧安田庭園・隅田川が広がる。江戸の風情を残しつつも、時代と共に移り変わる混沌とした都市空間の中、「新藤」の企業理念の表現と周辺環境や街並みとの応答を多角的に行うことで、古さと新しさを調和・融合する建築をめざした。工場、物流、オフィスという異なる機能に応じてボリュームを分節し、周辺に与える威圧感を軽減している。また、併設するギャラリーを公開し、小さな博物館として印刷文化の発信を試みている。
延床面積:7,363m2
階数:地上6階
受賞:2008年日本建築学会作品選集 選定/関東、2006年インテリア・プランニング賞 入選、
JCDデザイン賞2005クライン・ダイサム賞入選、
第18回日経ニューオフィス賞ニューオフィス推進賞、第39回SDA賞
階数:地上6階
受賞:2008年日本建築学会作品選集 選定/関東、2006年インテリア・プランニング賞 入選、
JCDデザイン賞2005クライン・ダイサム賞入選、
第18回日経ニューオフィス賞ニューオフィス推進賞、第39回SDA賞
設計担当者のコメント