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虎ノ門タワーズ

東京都港区虎ノ門

2006年8月

図版:虎ノ門タワーズのメインイメージ

構成・コンポジション

東京の都心部、首都機能の拠点である永田町や霞ヶ関に隣接した虎ノ門の丘に建つ、オフィスと住宅の複合高層建築の開発プロジェクト。次世代を見据え、職住近接の機能が集積する「都市」と「生活の質」の向上をめざすサスティナブルツインタワーである。快適なワークスペースを提供する最先端の環境配慮設計により、ダブルスキンのガラスカーテンウォールを採用したオフィス棟、RCチェーンド・チューブ構造の構造フレーム自体と建築デザインをインテグレートし、超高層ハウジングの新しいライフスタイルをKAJIMA DESIGN として提案した住宅棟。簡潔で端正なフォルムを持つこれら2棟の足元は広場で結ばれ、そのオープンスペースには、KAJIMA彫刻コンクールで大賞を受賞した彫刻作品が据えられている。周辺の人々にも開放され、都市生活者全体の視点に立った環境づくりを心がけている。類を見ないミニマルな美しさと、空気に溶け合うような安らぎに包まれた深い印象による「簡潔な佇まい」/コンポジションが今日の都市景観の中で際立つ。

延床面積:98,505m2
階数:オフィス 地下3階・地上23階、レジデンス 地下2階・地上41階
主要技術:ダブルスキンCW チェーンド・チューブ構造
受賞:第17回AACA賞 奨励賞、
2012年SMOKER'S STYLE COMPETITION 作品例部門 最優秀賞、第49回BCS賞、
2009年日本建築学会作品選奨
  • 図版:虎ノ門タワーズ
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