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明治学院大学高輪校舎

東京都港区高輪

2009年4月

図版:明治学院大学高輪校舎のメインイメージ

デザイン・アイデンティティの
継承と発展

明治学院大学の法科大学院と心理臨床センターのための複合施設である。分散していた法科大学院施設の統合、医療心理士資格取得へ対応した心理学部施設の充実を目的としている。比較的小さい建物内に2学部が共存するため、機能の明快な分離とコンパクトな平面計画を行い、フレキシビリティの高い施設を意図した。
白金キャンパスにあるチャペル(ヴォーリズ設計)、本館(内井昭蔵設計)のデザインに共通する意匠のエッセンスを受け継ぎ、発展させることを考え、3つの対比をデザインのテーマとしている。即ち、スクウェアなボディとシャープなルーフの構成によるヴォリュームの対比、外装のコンクリート打放し(出目地)とガルバリウム鋼板による対比、内装のフローリング床(オーク)とコンクリート打放し壁による素材感の対比である。

延床面積:2,714m2
階数:地下1階・地上5階
  • 図版:明治学院大学高輪校舎
  • 図版:明治学院大学高輪校舎
  • 図版:明治学院大学高輪校舎
  • 図版:明治学院大学高輪校舎
  • 図版:明治学院大学高輪校舎
  • 図版:明治学院大学高輪校舎

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