慶應義塾大学
日吉第4校舎独立館
神奈川県横浜市港北区
2009年3月
街とキャンパスをつなぐ
創立150年記念事業の一環として計画された学生約1万人が使用する講義棟。大小35の教室の他に学生活動をサポートするコミュニケーションラウンジ、キャンパスと街を緩やかに繋げるアプローチアベニュー、学生が行き交うアトリウムなどを擁し、約9mの敷地高低差を活かした空間構成となっている。綱島街道沿いに屹立していた土留擁壁の撤去に伴う180m長の歩道及び緑地整備により、豊かな景観が街に提供されている。また学生のアクティビティーが見え隠れする建物の表情は、桜並木や欅並木とともに日吉キャンパスの新しい姿をつくりだしている。アトリウムとアプローチアベニューは半屋外の街路として建物の中に組み入れ、動線の重なりや視線の交錯を意図的に誘発することで、交流の場としても活用されることを期待している。
延床面積:18,400m2
階数:地下1階・地上6階
主要技術:免震構造 KIP構法
受賞:第51回BCS賞、2011年日本建築学会作品選集、
第54回神奈川建築コンクール優秀賞、平成21年照明普及賞、第9回環境・設備デザイン賞
階数:地下1階・地上6階
主要技術:免震構造 KIP構法
受賞:第51回BCS賞、2011年日本建築学会作品選集、
第54回神奈川建築コンクール優秀賞、平成21年照明普及賞、第9回環境・設備デザイン賞
設計担当者のコメント