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化血研 M1棟及び新本社ビル

熊本県熊本市

2011年10月

図版:化血研 M1棟及び新本社ビルのメインイメージ

機能と素材への追及

ワクチンと血液製剤の研究・製造分野で開発実績をもつ企業の製造施設と管理棟の計画。敷地には開設以来、多くの建物が建設されてきたが、既存施設との整合性と効率化をめざしたマスタープランが策定され、計画に沿って2棟が新築された。
M1棟(製造棟)は将来の変更に対応するため、フレキシビリティと拡張性に優れた躯体とし、徹底した交差汚染防止と空調システムにより理想的な製造環境を実現している。
新本社ビルはアウトフレームの庇効果と自然換気システムを採用した最新鋭の環境配慮型オフィスである。海外を含む多くの来客を迎える本社施設としてエントランスや会議エリアなどのインテリアも充実させている。阿蘇の草千里をイメージしたランドスケープとコンクリート打放しによる外観は、社風を映して率直で品格ある質感と佇まいを有するよう意図した。

延床面積:27,762m2
階数:M1棟 地下1階・地上10階、新本社ビル 地下1階・地上9階
主要技術:CFT構造、KIP構造、自然換気併用空調システム
  • 図版:化血研 M1棟及び新本社ビル
  • 図版:化血研 M1棟及び新本社ビル
  • 図版:化血研 M1棟及び新本社ビル
  • 図版:化血研 M1棟及び新本社ビル
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